僕の彼女さとみは13歳年上なので、昭和生まれです。
そんな昭和生まれのさとみは、急な予定変更が大嫌いなんです。
予定通りに行かないとイライラしはるんで本当に困るんです。
今回はそんなさとみのことを知らずに、サプライズ訪問したときの出来事について、書いていきたいと思います。
全3話になっております。
皆さんはサプライズお好きですか…?
サプライズ好き

僕は、とにかく相手を驚かせて喜んでもらうのが好きなんですね。
だから、あえて今日は会えないって言っといて、会いに行ったりしたくなるんです。
その方が、普通に会いに行くより驚いてくれるし、喜んでもらえると思うから。
そう思って、さとみにも会えないフリして突撃サプライズ訪問した訳です…
第1話 会えないからのサプライズ

そんな言葉を残し、実はサプライズ訪問がしたいだけなひかる。
「ピンポーン」
「じゃーん!来ちゃいました!!」
「え?何してんの?」
「…え?怒ってる?喜んでや!」
「いや、今日予定あるって言うてたやん?」
「やからサプライズ!!!!」
「なに?サプライズって?」
「会えるのはもちろん嬉しいけど、急に予定変更されたら困る…」
「えっ、、、思ってた反応と違う…」
喜んでもらえると思ったんですが、完全に逆効果でした。。
しかし、こんなことで引き下がる僕ではありません!!!
第2話 真夜中の2時

そのときはしょうもないことで、少し言い合いになっていたのですが、落ち着いて考えると反省してきて直接会いに行って謝ろうとしたんです。
なので、用事を済ませ、真夜中の2時に、1時間ほどかけ車でさとみの家まで向かいました。
え?誰?こわい。こわい。
じゃーん!来ちゃいました!!!
って、あ、昨日はごめんね…。その、あの、来たらダメだった…?
え、こわい、こわい、こわい。何してんの?
あ、サプラ〜イズ!
だから、サプライズ知らないって。
あ、ごめん。
なんでや!!!
そんなに突然来たらダメなんすか!!!
なんとしても驚いた表情が見たい…
もうこのあたりから主旨が変わってきてましたね(笑)
第3話 ワープ

さすがに僕もサプライズがダメなことがわかってきたのですが、どうしても驚かせたいって気持ちがありまして。。
なので、少しレベルを落としてワープ作戦で喜ばせようとしました。
その作戦とは、今から出まーす!と言った瞬間に家に入るというやり方です。
家からおよそ1時間かかるので、1時間早く来るサプライズ。
これくらいならいいだろう。むしろ喜ぶだろう。そう思っていました。
「ガチャッ。ワーーーープ!!!!」
「、、、いや、だからさ、ちゃんと着く時間言うてよ。」
「え、、、」
「まだ片付けとか終わってないし、やることやってから出迎えようとこっちは思ってるんやしさ。」
「なーーーーーーにーーーーーー( ゚д゚)」
こうして、ひかるのサプライズ訪問は幕を閉じました。
以後、到着予定時刻をしっかりと連絡してから訪問するようになりました。
さとみいわく、サプライズが流行ったのは平成からだと。
昭和にサプライズはなかったらしいです。
これほんまですか?(笑)
昭和の頃はなかったは言い過ぎやと思うんですけど…(笑)
終わりに
皆さんは彼氏にサプライズ訪問されたらどう思うでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました!
ひかるでした!ではまた!
